ハリネズミのジレンマ

ハリネズミのジレンマのように、貴方に適度な位置で話を聞きます。

映画の話。種まく旅人 夢のつぎ木

赤磐が舞台の話、しかも斎藤工さんが主演、しかも!岡山先行上映で舞台挨拶あり。

 

という事で、行って来ました、舞台挨拶。

 

映画の前に用事があって会社に寄ったら、同僚が出社してて、

なぜかリーダーシップ論で盛り上がってしまい、映画に5分遅刻(~_~;)

 

なぜか映画の開演時にある宣伝がなく、すぐに本編開始してたもので、遅刻してしまった...。ごめんなさい。

 

いつもレビューは適当な事しか書かないけど、今回は真面目に書きます。

 

 

赤磐で桃の生産に力を入れる生産者と、第一次産業の仕組み自体を変えたいと夢見る農林水産省の若い役人の話でした。

 

私は第一次産業に利用する機械製造の会社に勤めているので、なんとなく人ごとではなく、

 

でも斎藤工が岡山にいるというまるでミスマッチな映画にのめり込む事が出来ず。

 

斎藤工扮する農林水産省の役人は、自分が夢見ていた「汗をかいて生産する農業従事者が、正しく報酬を受けられるように」という夢見て居た仕組みをいつの間にか忘れてしまい、そつなくこなす役人になっています。

 

その農業従事者がいる岡山県赤磐市に来て、実際に農業に触れ、思い出すのです。

自分が夢見た事を。

 

農業従事者と触れ合う事で、また赤磐という土壌に根ざす互助の精神に触れる事で、

少しずつ取り戻す夢と感覚。

 

農業従事者の現実と夢の端境で揺れる葛藤を、中央省庁から助けたいと思い、進んで行くその物語が、

 

監督の言う、夢を語る事が出来、自然と涙する映画、の体現であったように思い、

 

今時、古い、良い映画でした。

 

CGを駆使した、奇をてらった映画でもなく、

アクションがある派手な映画でもなく、

 

赤磐という田舎で地味に地道に暮らす田舎の生活を、

真剣に真摯に取り上げた、

 

私にとっては呑み込みやすい良いテーマでした。

 

でも、斎藤工がかっこよ過ぎて、岡山に居る事の違和感は最後まで拭えず。

 

かっこいいというのは、時に、ミスキャストにつながるんだなと

 

不思議な感想でした。